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よーしこちゃんがやってきた。 

けっこうマメにブログを書いてた私ですが、ここ三日程、よしこちゃんという3年ぐらい前にブザンソンに住んでいた女の子が遊びにきてくれて、ちょっとさぼってしまいました。

その間に、漫画家フレッド ネイダルト氏にリンクされて、突然1000人という人たちが(しかも日本語の読めないフランス人)私のブログに訪れてしまった。彼のブログには一日1万人の人が訪れるという。オソロシイ。
わざわざ英訳して読もうとした人もいたみたいで、ちょっとフランス語でレシピくらい添えようかと検討中。

さてさて、ここ3日間、何をしていたかというと、まず、火曜日にブザンソンに着いたよしこちゃん歓迎のため、フーさん、ユーさんを誘ってうちで食事。

クロード クルトワのクワルツ1999年に合わせて、洋梨とブルーチーズ ロックフォールのタルトを焼きました。
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メインには,ハーブをまぶしてフライパンで焼いた大きな骨付きばら肉côte de boeufに、皮ごと素揚げした小さな新ジャガと、トマトとクルジェットのチアンを。
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フーさんデザインのラベル付き、マス クトゥルの赤ワインのマグノムと一緒に。

その次の日は夏期休暇前最後のお寿司の日。
暑いし、今日こそは人があまり来ないだろうと読んだら、またまたすごい人。
パリに一歩も二歩も遅れて、ブザンソンでは今、お寿司が大ブームみたい。
ありがたいことに、助っ人よしこちゃんが走り回ってくれて、大助かり。
よしこちゃんもお寿司をにぎりながら、「なんで私フランスでこんなことしてんやろ?」って自問自答してました。気にするな、気にするな、ははっ。とにかく助かりました。ありがとね!

そして最後の日は、ファブリスがプルサールのぶどうで作った赤ワイン「プルプル」の発泡酒を開けてみることに。
冷凍庫でキンキンに冷やしておいたのにも関わらず、ふたを開けようとすると、あまりの圧力に噴射してしまいそうなので、すこ~しずつガスを抜きながら開けるファブ。

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なんとか開いたけど、ガスは抜けてしまっていて、発泡酒ではなくなってました。
残糖も全くなくタンニンもあって、赤ワインとしてはおいしかったけど、発泡酒を作るのは難しいんだね。
でも、ファブはあれこれ反省点をあげ、2007年にはプルプルの発泡酒を完成させるって意気込んでました。がんばれ。

よしこちゃんとの最後の夜に発泡酒を飲みたかったので、ティエリー ピュズラの発泡酒「ペティヨン ナチュレル」を新たに開けることに。

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うーん、これもあまりガスはなかったけど(これらの発泡酒はシャンパーニュ方式とは違って、酵母や砂糖を加えず、ぶどうの力だけで発泡させる方式だから作るのはかなり難しい)、おいしい!
フルーティーで一気に一本開けちゃいました。
お酒の弱いよしこちゃんはけっこう酔っぱらっちゃったね。
ザンザンに来たら、まっ、それは通らなければならぬ道よ。ほほ。

次の日の朝、TGVに乗って、よーしこちゃんはパリへと発っていきました。

ヴェンヌへ。 

今日は、ひさしぶりにファブリスの両親の家に遊びに行ってきました。

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8年前に建てた家は木造のロッジ風で、窓がたくさんあって明るく、とてもすてきです。
前の家も今の家も、大工仕事が得意なお父さんが大部分を手がけています。

左の、写真のような景色を見ながら毎日台所に立っているお母さん。うらやましい。
右は、シャモニーの職人さんが作った大きな流木を使ったダイニングテーブル。

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なんでも作ってしまうお父さん。
今日の前菜はお手製の豚肉のテリーヌと生ハム。

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お次は、近くのルー川産の鱒をソテーし、アルボワワインのサヴァニヤンでデグラセしたものと、塩ゆでして瓶詰めしておいた去年のインゲンと、ジャガイモとニンニクを和えたもの。

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お母さんのお料理はとてもシンプルで、どれも本当においしい。
ほかでどんなものを食べても、こんな難しいもの私には作れないって言ってるお母さん。
シンプルな料理ほど難しいと私は思うけどな。

お庭のサラダと、チーズ(コンテにコンコワイヨット、ロブルション)。

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私はデザートのためにチーズをパス。(いつも最初にとばしすぎて、チーズまで食べれないっ。)

そしてこれがデザート、野生のプルーンとクルミのタルト。

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お母さんのタルトの右に出るものは今のところ知りません。
それくらいおいしいの。
去年のプルーンを種を取って冷凍保存したものを使用。

常に季節のものを食べ、何もない季節は、旬のものを保存しておいて食べる生活。
いつか田舎に住んで、彼らのような食生活をするのが夢。
でも、果たしてファブリスに畑仕事ができるのか・・・。

左は、山をバックにきれいに手入れされた畑。
右は、熟成中のハム、ハム、ハム・・・。
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今日は写真をバシバシ撮っちゃったけど、これが最後。

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彼らの住むヴェンヌは、とても寒い。
でもこのモダンな暖炉は、一日4、5回木をくべるだけで、十分暖まる効率の高い優れもの。床暖房もあるけど、これだけで十分らしい。

今日は一日中雨だったので、ごはんを食べた後は、テレビゲームでテニスやゴルフをして遊びました。(今はこんなのがあるんだね。初めてやった。遅れてる?)
お父さんなんて、汗流しながら一番楽しんでたなぁ。ふふ。

ビオ(オーガニック)の買い物 

今日は、ビオ・コープまで買い物に行きました。
当然のこと、ビニール袋はくれないのでカゴを忘れてはいけません。
買いたかったのは、植物性食器洗い用洗剤。
普通より大きいサイズのものだと、普通のスーパーの洗剤より安いくらいです。においも穏やかだし、手にも優しいので気に入っています。
うちは料理にオリーブオイルをよく使うので、そんなに高くなくて気軽に使えるものを探したところ、これまた、普通のオリーブオイルと変わらない値段。びっくり。
需要が増えているからでしょうか。こんなに手軽な値段でビオのものが買えるようになったのはうれしいこと。

こういうお店にくると、別に必要のないものまで買ってしまうもの。
今日もおいしそうなものを2、3見つけてしまいました。

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写真左は、オルティー入りマスタード。
オルティーというのはそこらへんの草むらに生えている雑草で、知らずに触るとすごくチクチクして痛い。
でも、嫌われ者かと思いきや、料理や薬に使われるおりこうさんです。
効用としては消炎、老廃物を出す、血行を良くするなどいろいろあります。
スープにするとおいしいらしいから、それがマスタードに入ってたらどんなもんだろうという好奇心で、ついつい買ってしまいました。
早速食べてみたところ、これがおいしい!これから虜になりそう。

写真真ん中はニョンスのオリーブ。
程よい塩加減で、アペリティフやサラダに活躍しそう。

写真右はこしょう、塩、コリアンダー、唐辛子、ニンニク、タマネギ、マスタードの種が入っています。
昔、日本でクレージーソルトというのが大好きだったけど、これもなかなか。
しかも裏のラベルに、「これは放射線を当てていません」と注意書きが。実は普通、ハーブティーや香辛料類はすべて、発芽しないようにX線を当てているそうです。こわいね~。

今日は5月にしては猛暑(30度くらいあったと思う)だったので、ファブリスにビールのお土産。

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帰ってすぐに冷凍庫に入れて、冷やして飲みました。
うーん、暑い時にはやっぱ、ビールだね。(ワイン屋が言うことじゃないけど。)

きゃあ。 

今、たった今、抜糸をしました。
先週の水曜日に手を切って、二針縫って、一週間後にお医者さんのところに抜糸に行ってくださいと言われていたのだけど、ついに今週は時間がなくて行けなかった。
んで、よく見てみたら、なあんだ、手にピアスしてるようなものじゃないかということに気づき、自分で抜こうと決意。何度も傷を縫い合わせたことのあるファブリスのお父さんに話したら、彼も、8針足を縫ったとき、自分で抜いたということ。
うん、うん、できるかも、とますます決意は固くなる。
消毒をしながら、抜糸開始。
少し痛かったけど、ピアスをして少し膿んだ時に外すのと同じくらいの痛さでした。
でも、明日の朝起きたら、手がパンパンに腫れてたりしてぇ。きょわい。

今日はとてもおいしい写真をいっぱい撮ったのだけど、抜糸した手を早く休ませなければいけないので、また後日。
おやすみなさーい。(日本は朝だった。)

フランスの流行 

つい最近、お料理上手の友達ジュヌヴィエーヴに会った時のこと。
「今年は日本に帰るの?帰るなら買ってきてほしいものがあるの。ソースブルドックって知ってる?雑誌に載ってたのよねぇ。おいしいのかしら。」
えっ、ブルドックソースゥ?
そうなのです。フランスの料理界では日本の材料がおおうけ。

2月に、ル アーヴルで開かれたワインと料理のサロンで、フランスで指折りのシェフたちを集めてデモンストレーションしていたのだけれど、そのときだって、ソーステリヤキだの、ワサビだの、ゴマジオ(なんで?!)だのをありとあらゆるところに使い、それを強調して説明していました。
今や、抹茶やゆず、お醤油、みりんはもちろんのこと、そういったものを使うことで
オッシャレーになるらしい。
寿司に続いて、日本ブームはまだまだ続きそうです。

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これが噂の“ソースブルドック”。
(ブザンソンでだって買えるのよ、ジュヌヴィエーヴ。)