FC2ブログ

ポム・マロデでタルトタタン 

シャモニーの方の別荘から帰って来たファブリスの両親から、どっさり「ポム・マロデ」のお土産。

P1030848.jpg

ポム・マロデ(pommes maraudees)とは、リンゴの種類ではございません。
盗んで来たリンゴという意味です。
きゃぁ、恐ろしいと思わないで。
田舎の方にはたくさんの果物をつけた果樹が放置されていて、次々に落っこちる果物はそのままだれにも食べられず腐っていくのです。
もったいないでしょ。しかもそういう果物は何の薬も与えられず、自然でおいしいの。
だからファブリスの両親はそういう果物を見つけるともったいない病で放っておけないようで、いっぱい持って帰るのです。
(もちろん人の家の庭には入りませんよ~。念のため。)

ただ落っこちたリンゴなので傷むのが早いから、急いで食べなくてはいけません。
ということで、タルトタタンを作りました。

小麦粉とエポートル粉を半々に混ぜたもの(もちろん小麦粉だけでもOK)にその半分強のバターを加え、ぱらぱらと混ぜ合わせます。

P1030845.jpgP1030846.jpg

水を少しずつ足して、こんなかんじ(写真右)の固まりにします。
(生地が硬くなってしまうので練りすぎないこと!)

少し深めの型の底に砂糖をふり、直接火にかけてキャラメルを作ってしまいます。
キャラメル色になったらバターを一かけ加え、よく混ぜて火を止めます。

P1030854.jpgP1030855.jpg

キャラメルが冷めたら、4等分にしてむいたリンゴを敷き詰めます。

寝かしておいた生地を伸ばして、リンゴの上にかぶせ、フォークで穴をあけます。

P1030860.jpgP1030861.jpg

約200°のオーブンで30分ほど焼きます。
オーブンから出して5分ほどしたら裏返します。
(あまり早く裏返すとキャラメル部分が固まっていないため汁が出て裏返しにくい。)

P1030873.jpg

タルトタタンの一番大切なポイントはリンゴ。
水分が多く酸味の少ないものは合いません。
焼いているうちにリンゴが煮くずれてしまったり、水分が出過ぎたりして、
きれいなキャラメル色のリンゴになりませんので要注意。
その点、ポム・マロデは最適です。皆さんもポム・マロデを使いましょう。ふふふ。

スポンサーサイト



梨とココナッツのケーキ 

フランスは梨やリンゴがおいしい季節。
恵子ギオさんのイタリア料理の本をぱらぱらめくっていたら、おいしいそうなレシピを見つけました。

P1030801.jpg

リンゴとココナッツのケーキとあるけれど、梨がいっぱいあるので、
「梨とココナッツのケーキ」を作ることにしました。

1 梨3個は小さく切っておきます。
2 室温に戻したバター100gと卵黄4個、レモンの皮1個分、砂糖150g(私は100g)をよく混ぜ合わせます。
3 薄力粉(私はエポートル粉を使用)120g、コーンスターチ120g、重曹小さじ1/2(ベーキングパウダー小さじ1でも可)、ココナッツパウダー100gをふるいにかけておきます。
 *軽く仕上げたかったので、粉類を分量より少なめにしました。
4 卵白4個を固く泡立てます。

P1030799.jpg

2と3を混ぜあわせ、1も加えさらに混ぜる。
そこに4をさっくり混ぜ合わせて、グラニュー糖とココナッツパウダー少々を振りかけます。

P1030800.jpg

170°に温めておいたオーブンで45分焼き、串で刺して何もついてこなければオーブンを止め、そのまま余熱で5分。

はい、出来上がり!
P1030802.jpg

ココナッツが入って優しい味になりました。
このレシピ、バナナで作ってもおいしいそう。

アマイもの~。 

最近、マルシェに行く醍醐味を覚えたファブ。
今日はファブがマルシェに行くというので、なんか甘いもの買って来て!と頼みました。

ジャ~ン!

P1030776.jpg

やっぱり男の人に買い物頼むと違うね。
ショーソン・オ・ポム(リンゴのコンポートをパイ生地で包んだもの)4つとタルト・オ・ポム(リンゴのタルト)2台、洋梨を2キロ買って来てくれました。ハンパじゃないね。
こんなにいっぱいどうやって食べるの?って聞いたら、にんまりと、昼食後のコーヒーと一緒にショーソン・オ・ポムを1つずつ食べて、午後のおやつにタルトを1台食べて、明日の朝食にショーソン・オ・ポムを1つずつ食べて、明日の昼食後のコーヒーと最後のタルトを食べるんだとさ。
なるほど・・・。

2キロ買って来た梨は「コンフェランス」という種類。
けっこう固めで酸味が少なく、少し日本の梨に近いかんじ。
おいしいから、あっという間になくなりそう。

マルシェのタルト・オ・ポム 

明日は金曜日のマルシェの日。
先週の金曜日は(いつものように)遅く行ったので、大好きなパン屋さんのパンはほぼ売り切れ。

P1030564.jpg

実はこのパン屋さんは、小麦類を栽培し、石臼でひいて粉を作り、近くの友達のパン屋さんにこの粉でパンを焼いてもらって、マルシェにパンを売りにきます。
この日はパンの他に、トマトのタルトやショーソン・オ・ポムやリンゴのタルトを売っていました。この写真の女の子がお菓子を作っているそう。
リンゴもトマトも自家製で、もちろんパイ生地も自分たちの小麦粉(エポートルépeautre(小麦の古種)を半分混ぜたもの)で作っています。

朝食にショーソン・オ・ポムとタルト・オ・ポムをいただきました。

20070920213915.jpgP1030563.jpg

き、生地がうまいっ!!
こんなおいしい生地食べたことない。
自分たちでも作ってみようと、すぐにマルシェに舞い戻って小麦粉を買いに。
そうしたらこのお姉さん、惜し気もなくパイ生地のレシピを教えてくれました。

まず最初に小麦粉1000g、エポートル1000g(お菓子屋さんのレシピだからお家で作る時は0を一個取りましょう。)、塩40g、水900ccを混ぜて生地を作る。(A)
ここからが面白いのだけど、エポートル600gとバター1800gを混ぜたものを薄くのばし、その中に(A)の生地を折込むそう。
ただ、このやり方は難しいので、(A)の生地の中に、バターの生地を折込んだ方がいいですよ、と言っていました。
三つ折りを5回繰り返して30分休ませ、三つ折りの後に半分に折り畳むtour doubleを2回繰り返し、30分後に最後の三つ折りを一回してできあがり。

今度のお休みにでも挑戦してみようかな。
ちなみにおととい、ほうれん草カレーを作った時に、この2種類の粉を混ぜてナンを作ったら、とてもおいしかった。
やっぱり素材は大切だ。(ということはおいしいエポートルが買えないと、レシピがあっても作れないのでした。ごめんなさい。)

とりあえず、明日のマルシェでまた、タルト・オ・ポム買っちゃお。えへ。
ブザンソンに住む人にはぜひぜひお勧めいたしまーす。

「ピエール エルメ」のマカロンのレシピ 

最近買った料理雑誌「Régal」。

P1020539.jpg

たまにふっと雑誌を買いたくなることがあるのだけど、けっこう似たようなレシピばかりでがっかりすることが多い。
でも、これは違った。試してみたいレシピがいっぱい!

一番目を引いたのが、日本で大流行の「ピエール エルメ」のマカロンのレシピ。

P1020538.jpg

うちの母に、日本に帰るならここのマカロンを買ってきてといわれたけど、パリでゆっくり買い物している暇がないので、日本に帰ったら、せめてこのレシピでいっぱいマカロン作ってみようっと。

皆さんもレシピ、知りたい?
私の仏訳の練習にも、ちょっとレシピを紹介しましょうか。

材料 <マカロン20個分>
~ガナッシュ用~
 ・ビターチョコレート(70%のカカオ入り) 240g
 ・牛乳 175cc
 ・バター 150g

~マカロンの生地用~
 ・粉砂糖 480g
 ・アーモンドパウダー 280g
 ・常温においたMサイズの卵 約7個分(卵白 200g)
 ・カカオパウダー 40g

1. ガナッシュを用意。
沸騰させた牛乳を火からおろし、砕いたチョコレートを、泡立て器でよく混ぜながら数回に分けて加えます。
60度くらいに温度が下がったところで、小さく切った常温のバターを加えます。
(この時、混ぜすぎないように注意。)

2. 四角い容器に1のガナッシュを入れ、常温で2時間置きます。
この四角い容器というのがポイント。その形に入れることで、チョコレートがうまく結晶化し、絞り袋に詰める時にやりやすい。

3. 次にマカロンの生地を用意。
あまり固くなりすぎない程度に卵白を泡立て、粉砂糖、カカオパウダー、アーモンドパウダーを加えます。そして、真ん中から隅に押すように丁寧に混ぜます。

4. 絞り袋に3の生地を入れ、クッキングペーパーを敷いた天板に絞り出し、表面にうっすら膜ができるまで、15分ほど常温において休ませます。

5. オーブンを140度に温めておき、焼く前に天板をパンと軽く叩きつけてから、10~15分焼きます。焼けたらオーブンから出し、15分ほど置いて冷まします。
(写真ではマカロンに軽くカカオを振りかけていました。)

6. 半分のマカロンを裏向けにして、平らな部分にガナッシュを絞り出し、残りの半分のマカロンをかぶせます。
そのまま、冷蔵庫に1時間ほど休ませた後、サランラップをかけ、最低24時間、最高5日間、冷蔵庫に入れます。
(マカロンは冷凍保存してもおいしく食べれるそうですよ。)

細かい注意書きが多いので、正確でおいしいものができそう。
誰かこれでマカロン作ってみたら、どんな感じだったか報告してね。
(私もします。)

*つけたし*
このブログを見ている(読めないけど)ファブリスの妹からメールをもらい、「雑誌には注意書きがなかったけど、マカロンに使う卵白は2日前に卵黄と分けておいたほうがいいっていろんなレシピに書いてあったよ」と教えてくれました。
彼女はとてもおしゃれでお料理も上手。
雑誌“Régal”の定期購読者で、もうすぐマカロンも作ってみるって。