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サバのピリ辛煮 

最近、サバの活きのいいのが魚屋さんに並んでいます。
ただシンプルに塩焼きにするのも好きですが、今日はぴりっと甘辛く料理しました。

サバを三枚におろして(骨でだしをとっておく)、一口大に切ります。
塩を少しふり、片栗粉をまぶして多めの油で揚げるように焼きます。

フライパンにごま油でショウガとニンニクのみじん切りを炒め、ザク切りにした白菜とネギを加え更に炒め、お酒と骨でとったスープ(水でもOK)、唐辛子少々を加え、醤油と砂糖、酢少々で味を整えたら、片栗粉で少しとろみをつけます。

サバを戻し少し煮詰めて出来上がり。

サバのピリ辛煮

白いごはんが進みますよー!

今日もブランチ! 

ブランチなんて言うとかっこいいけれど、ただ単に寝坊して、朝ごはんと昼ご飯がくっついちゃっただけ。なはは。

ファブリスよりすこしだけ早く起きた私は、知り合いの韓国人の学生さんにもらったゆずのジャムでトーストを食べました。

ゆずのジャム

これがとって~もおいしいの。
ゆずの香りと苦みがたまりません。
最近はこれのおかげで朝のトーストを食べるのが楽しみでしょうがない。

さて、今日のブランチは私の大好物ふわふわ卵にしましょう。

生クリーム

ファーム直売のバターと生クリーム。
ここのファームは金曜日のマルシェに来るのですが、生牛乳もタンクに入れて持ってきます。
卵四つにこの生クリームを大さじ一杯加えたものを、バターで火を通しすぎないように焼きました。

そして、サラダのフレンチドレッシングはフレンチにおまかせ。
マスタードと油を混ぜる時間が長いこと、長いこと。マヨネーズみたい。
聞くと、ドレッシングはまずここを押さえないと、だって。
(ただ寝起きでボーッとしてただけじゃないのー?)
そしてドレッシングを持ち、ハイ、チーズ。

寝ぼけ眼ファブ

すごい髪と寝ぼけ面・・・。恥ずかしいけどみんなに笑ってもらいましょう。

オムレツ2

は~い、今日のブランチの出来上がり。

おいしい生クリームとバターを加えるとこんなにふわふわになるんだ。
ホテルのレストランの味みたいって言ったら、ファブも本当だー、だって。
ホテルのオムレツ食べたことあんのかしら・・・。

『るきさん』って知ってますか? 

最近友達に借りた、おすすめの漫画です。

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1988年から1992まで『Hanako』に掲載されていたそう。
20年くらい前のものなのに、全然古く感じなくて、イラストもお話もとっても気に入りました。
ほとんど登場人物はるきちゃんという女の子とその友達のえっちゃんのふたりしかいません。
二人とも(多分)いい年で独身で恋人もいないけど、マイペースで平和にほんわか暮らしていて、フフっと笑ってしまう、面白い漫画です。

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とても古い本なので見つけるのは難しいかもしれませんが、もし機会があったらぜひ読んでみて下さい。
幸せなひとときが味わえるはず。


ブーさんパーティー 第五弾 

大変遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。(おそすぎっ。)
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ブログさぼっているうちに、へ~んな広告に乗っ取られてました。
一ヶ月以上更新しないブログには勝手に広告がついちゃうらしい。
次回の更新は早めにしましょう。ハイ。

さてさて、2008年初、ブーさんパーティーの報告から始めたいと思います。
今回の料理人は2回目挑戦のフーさん。
といっても1回目は奥様のアシスタントをしていたのですから、今回が初挑戦といえましょう。
 
まずはビールで乾杯。

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この日私たちが持参したビールは、ブザンソン近くのムティエという村に移り住んできたカナダ人とスイス人の夫婦が作っているもの。
今年から本格的に売り出すので、ザンザンにも置く予定。
これがまた、おいしいんだな。
冬のビールということで、アルコール度は高めで味も濃い。
泡はとても細かくて、う~ん、いけます!

と、いい気分でアペリティフを飲んでたら、せかせかと、もう前菜のサービスを始めるフーさん。
なぁんか焦ってないですか、フーさん。
普段は何事にも動じない人なのに、どうしちゃったのかしら。ウフフ。

出てきたのは、ギ・サヴォワのレシピで作ったという、ムール貝とカボチャのポタージュ。

カボチャのスープ

ムール貝の茹で汁でカボチャを煮ただけというシンプルな前菜は、塩味もムール貝の塩分だけという素材の味を最大限に生かした優しい味。
ポタージュはとってもまろやかで、ムール貝もたんまり入ってる。
すばらしいです、フーシェフ。

他の男二人はあまりのおいしさに絶句??

フー宅


お次のメイン、子羊とダット(ナツメヤシの実)のタジンヌを真剣な表情でサービスするフーさん。
そして、そのフーさんを見守るマリア様のように微笑むユーさん。

フーさん

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お肉がとろけるように柔らかく、スパイスも程よく利いていて、お肉と一緒に煮込んだダットの他に、カリカリに焼いたダットを添えて、憎い演出。(かりかりのダットは、のせる前に写真を撮ったので探してもありません。)
クスクスと一緒に食べたので、お腹いっぱい!
あ~、幸せ。

そしてそして、デザートはフーさんお得意の、コンポートを敷き詰めたリンゴのタルト。

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生地ももちろん手作りで、サブレのようにさくさくで、あんなにお腹いっぱいだったのに、ぺろっと食べちゃいました。

正直、ビックリしました。
フーさん、こんなに上手なんて・・・。
ホント、男の料理には参りました。
でも、気合い入れすぎてきっととっても疲れただろうから、これに懲りて当分やらな~い、なんて言わないで、また作ってね!

クロード・クルトワ 

先月、クロード・クルトワの家にワインの買い付けに行ったファブリスに、妻クローディンヌが持たせてくれたお土産、ミラベルのジャム。

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自家製の果物自体がとってもおいしい上に、クローディンヌの腕がプラスされこんなにおいしくなったのでしょうが、この味は衝撃でした。
キャラメルミルクのような柔らか~い味にミラベルの果実味が加わったような・・・。

ワイン界の天才(奇人ともいわれる)クロードの妻クローディンヌは、あのクロードを支えるだけあってかなり強い人なのだけど、5人の子供から愛される(もちろんクロードからも)優しく賢く美しくお料理が抜群に上手な、とても素敵な女性です。
いつもクロードとけんかばかりしていて(彼らのけんかはすごく凄まじい)、先週、ブザンソンまで注文のワインを持って来てくれたクロードは、毎度のごとく、もうクローディンヌとは離婚だって言ってたけど、なんだかんだ言って結局いつも一緒の二人。
ほんと面白い夫婦です。

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これが噂の天才クロード。

見た目は熊(!)のような人ですが、心はとても繊細で教養がある人。
ワイン作りはかれこれ25年以上もしているのに、毎年、さらにいいものを作ろうとして、彼の探究心はとどまることを知りません。
一度は、シラというブドウが200年前に彼のいるソローニュで植えられ、ワインが作られていたことを知り、早速シラを植え、おいしいワインを作ってしまいました。
その後、I.N.A.O.(ワイン原産地名称国立研究所)によってシラはどこそこでしか作ることが出来ないと決められていて、ソローニュで作ることは許可できないから、即刻シラのぶどうの木をすべて引き抜くようにとお達しがありました。
ただでさえ、彼のワインにはどれにもアペラシオンが与えられず(等級は一番下のテーブルワイン)、しかもソローニュで200年前にシラが作られていたという文献があり、そしてなにより彼の作ったワインがとてもおいしいものであったにも関わらず「作るな!」なんて、あのクロードが納得するわけがありません。
結局、裁判にまで持ち込まれ、クロードはシラを作ることを禁じられた上、多大な罰金を払わされることになりました。

少しアペラシオンの説明をしますが、例えばボルドーワインは、ボルドーで作ることを許可されたブドウを使用し、その年ごとに決められた一定の味になったものにのみ、ボルドーのアペラシオンが与えられます。
だから、ボルドーで作ったワインでも、審査に通らなければボルドーとは名乗れないのです。
いつも言っていますが、フランスは自由においしいものを作る可能性を、法律や規則でがんじがらめにしているような気がします。

でも、そんな国フランスでも、常に妥協をせず、とことん自分の考えでワインを作っているクロード。
そんな彼の作るワインは、他には全くない独特の味わいを持っています。

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ファブリスが訪れた11月頭に、遅摘みのため、ほとんどコンフィになっているブドウ。

今回、6樽しか作っていない「ル・プティ・コワン・デュ・パラディ」という名前の、ムニュ・ピノというブドウで作ったデザートワインをファブリスが半樽分買い、クロードがわざわざブザンソンまで配達してくれました。
オ・イ・シ・イの4文字。
甘いのに重くなく、いい感じに酸味があって、これからの季節、パン・デピス(スパイス入りケーキ)にフォアグラをのせたトーストにぴったりです。

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これからもますますおいしいワインを作ってね、クロード。